2/6(月)衆議院予算委員会で質疑の機会を頂きました。
内容は主に①米国防総省が中国のものと分析している気球について、②防衛費について、 ③賃上げについて、④半導体についての質疑をしました。
連日盛んに報道されていた中国の高高度偵気球の問題では、日本でも過去に類似する物体が通過していたことが分かりま した。こうした物体がどのようなものなのか不明なまま見過ごすことは、防衛上の大きな問題です。 まずはしっかりと意識改革を行うよう浜田防衛大臣にお願いをしました。併せて日本上空で確認された気球は領空侵犯ではないのか、領空侵犯の回数はどれほどか質問したところ、 浜田大臣からこれまでの事例は領空侵犯でない旨の答弁がありました。しかしその数日後に日本政府から中国に対して抗議がされましたので、私の答弁内容が受け入れられたものと考えています。
半導体については地政学上非常に重要でありながら、世界的に供給が不十分な状況が続いています。 企業が挙って半導体の獲得競争を行っていて、家電量販店などでも 「半導体不足により価格高騰」という表示が見受けられるほどです。 政府でも現在安定供給に向けた取り組みが行われていますが、企業が経営の見通しを持てるようにするためにも、中長期的な計画を立てるよう経済産業大臣にお願いをしました。 長期的なスケジュールの構築に向けて、引き続き経済産業大臣と話し合いを行いたいと考えています。
賃上げについては国民民主党も今国会を「賃上げ実現国会」と位置づけていて、私自身もかねてライフワークとして全力で取り組んできた問題です。質疑の中で政府は「非正規雇用対策として無期転換ルールに基づく有期雇用の無期雇用化ではなく、総理の言葉通り正規雇用への転換を進める」と明言しました。これは非正規雇用の方の多くが正規雇用を夢見る中で非常に大きなことです。言葉通りに実現されるよう、適切な運用がなされるか注視していく必要があります。
その他質疑の詳細につきましては衆議院インターネット中継をぜひご確認ください。
衆議院インターネット審議中継 (shugiintv.go.jp)
